
「わたしにとってヨガとは?」
そんな問いと真剣に向き合う時間を持てたのは、沖縄・小浜島で過ごした一年間でした・・・・・・そう語るのは、アンバサダーの梶山 皓子さん。
果てしなく広がる海と空の下で、毎日ヨガを伝え続ける日々。ときに厳しさを感じながらも、波の音に身をゆだね、朝日のきらめきに包まれる瞑想の時間が、心をすっと解きほぐしてくれたといいます。
「大切なのは、がんばることではなく、心の奥にある静けさに立ち戻ること」。
東京での日常に戻った今も、その気づきは彼女のヨガと生き方をしなやかに支えています。

わたしにとってヨガとは何か。
去年の小浜島での生活で、一番向き合ったことでした。
小浜島とゆう大自然の中で毎日ヨガを伝えながら過ごした一年間を終え、大都会東京に戻って来て早いもので9ヶ月が経ちました。
東京では景色も、空気も、仕事も、関わる人もガラリと変わり、医療の仕事と飲食業をしながら、現在はマイペースにヨガのクラスをしています。
毎日当たり前に自然が溢れ、ヨガばかりしていた小浜島での生活が夢のようで、現在の生活ではヨガに触れる時間がとても少なくなりました。

人生で初めてヨガだけを仕事として暮らした小浜島での生活は、ヨガへの想いやヨガとの付き合い方を見直すとても大切な機会を与えてくれました。
小浜島ではリゾートホテルの専属インストラクターとして働いていました。
ホテルのお客さま向けのクラスのため、時間に関係なく急遽クラスが入ったり、1日に1人で何本もクラスを担当する日もあります。また、暑さの厳しい中での野外でのクラスが多かったこともあり、特にはじめの頃は慣れない環境や業務に心身が疲弊してしまうことがありました。
大好きなヨガを仕事にすることの厳しさと直面し、自分が大切にしたいヨガとは何なのかを考えるようになりました。

そんな悩んでいた時に、わたしにひかりを与えてくれたのが、瞑想の時間でした。
誰もいない海辺で、波の音をただ感じながら座る時間。
夜には部屋でお気に入りのアロマを焚いて、キャンドルのやさしい灯りに静かに包まれる時間。
小浜島のゆっくりとした時の流れの中、瞑想の時間をたくさん過ごすようになりました。

特にわたしのお気に入りは、早朝の海での瞑想。
空も海も果てしなく広く、風のない日はつるんとした水面に太陽の光の道がキラキラと映されます。
砂浜にヨガマットを敷いて、ゆっくり瞑想した後はコロンと横になり日光浴。
広大な空と海を眺めていると、“ああ、全てはここにあったんだなあ”と心がすうっと落ち着いて、あたたかい安心感に包まれる感覚になります。
悩んでいたことも、モヤモヤしていた気持ちも、広い空と海が全部受け止めてくれるような気がして、とても心が軽くなっていきました。

この瞑想を通して感じた感覚こそが、わたしがヨガを大切にしていきたい一番の理由であり、わたしがヨガを通して伝えていきたいことです。
ああしなきゃ、こうでなきゃ、がんばらなきゃ、を手放して、本当に大切にしたいことに目を向けられるようになると、どんな時も変わらない平穏な自分がちゃんといることに気づきます。
この小浜島での経験は、東京に戻ってからの生活で大きく活きています。
目まぐるしい毎日を過ごしていても、どんな仕事をしている自分でも、いつも自分のハートはあたたかいです。
マットの上で過ごす時間も大事ですが、生活の中でどんな時でも自分のハートに静かに止まることはヨガの練習です。On the mat、Off the matどんな時でもヨガはやさしく寄り添ってくれる存在。
本当に大切にしたいことを見失うことなく、このヨガの素晴らしさをこれからも伝えていきたいと思います。

梶山 皓子(かじやま こうこ)
ヨガインストラクター。放射線技師。
大学卒業から医療現場で放射線技師の仕事に就く。もともと身体を動かすことが好きで、大学時代より運動目的でなんとなくヨガをはじめる。ヨガを続けていくうちに、身体だけでなくマインドにも大きな変化をもたらしていることに気づき、深く学びたいと思うようになる。学びを深めていくうちに、大好きなヨガの魅力を多くの人に伝えていきたいと思うようになり、インストラクターとして活動をはじめる。昨年は沖縄の小浜島に移住し、大自然の中でヨガをたくさんの方々へ届ける。現在は都内でのヨガクラスやイベント、各地でリトリートを開催しながらヨガの素晴らしさを伝えている。自分を見つめなおす時間や空間づくりを通して、ひとりでも多くの人を癒していきたい。
【すきな言葉】 ありがとう、ありのまま
【指導しているヨガ】 ハタヨガ
Instagram: @coco_yogini89
litlink: https://lit.link/cocoyogini89
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