
忙しい毎日の中で、自分の気持ちや身体の声をゆっくり感じる時間は、どれくらいあるでしょうか。
このコラムでは、ヨガインストラクターとして活動するアンバサダーの青木朋代さんが、日々の暮らしの中で大切にしている時間や過ごし方を紹介します。瞑想やジャーナリング、ヨガのプラクティス、旅、そして自然の中で過ごす時間。さまざまな体験を通して、自分自身とのつながりを深めていくプロセスが綴られています。
「整う」とは何か。マットの上だけではないヨガとの向き合い方とは。読み進めるうちに、自分自身の呼吸や感覚にもそっと意識を向けたくなる、そんなコラムです。

忙しく過ぎていく毎日の中で、「わたしに還る時間」は、私にとっては特別なものではなく、日々の小さな積み重ねの中にあります。
ヨガインストラクターとして活動している私は、アーサナの練習をすることはもちろんですが、ヨガをマットの上だけで終わらせず、日常の中で実践することをとても大切にしています。
朝、静かな時間に瞑想をしたり、ジャーナリングで今の自分の気持ちを書き出したりすること。
その時間は、自分の内側で起きていることに耳を傾ける時間です。

忙しさの中にいると、気づかないうちに頭の中がたくさんの情報でいっぱいになり、本当は何を感じているのか分からなくなることがあります。
そんな時、呼吸を感じながら静かに座ったり、紙に思いを書き出したりすると、少しずつ余分なものがそぎ落とされていきます。
ヨガの練習の前は、思考が先に走っていたり、身体の感覚が遠くなっていたりすることがありますが、練習を終える頃には、呼吸が深まり、身体の内側とのつながりを取り戻し、自然と心も静かになっています。
私にとって「整う」という感覚は、何かを完璧にすることではなく、自分の今の状態をそのまま受け取れることなのかもしれません。

また、私はいろいろな土地を訪れることも大好きです。
知らない景色に出会い、その土地の文化や人々の暮らしに触れるたびに、自分自身を見つめ直す機会をもらえるからです。
外の世界に触れることで、自分という存在をより深く理解していく。旅もまた、私にとって大切な「わたしに還る時間」のひとつであり、「yoga」なのです。
だから、ヨガリトリートを定期的に開催していて、その機会を定期的に作るようにしています。

そしてまた、ジェイドヨガのアンバサダーをさせていただくようになってから、自然の中でヨガをする機会が増えました。
木々の間を抜ける風や、土の匂い、鳥の声。自然の中に身を置くと、呼吸はいつもより深くなり、身体の力みもほどけていきます。
自然は何かを教えようとはしません。ただそこに在るだけなのに、不思議と私たちを本来の状態へと戻してくれます。
自然に触れるたびに、自分が少しずつ整っていくことを感じます。そしてその時間が、私を柔らかくもしてくれるし、大きくもしてくれているように思うのです。

ヨガも、瞑想も、旅も、自然の中で過ごす時間も。
どれも特別なことではなく、自分自身とのつながりを思い出すための時間です。
これからも日々の暮らしの中で、呼吸を感じ、自分の声に耳を傾けながら、「わたしに還る時間」を大切に育んでいきたいと思います。

青木 朋代 (あおき ともよ)
兵庫県川西市在住。Ieyoga Cherie主宰。一般社団法人ヨガトゥーラデザイン協会副理事。
2010年より指導を開始し、ヨガや瞑想、ピラティス等のBodyworkのクラスに加え、オンラインクラスや、各地イベント・ヨガリトリートの講師を務める。また、専門学校やヨガスタジオにて、指導者育成に携わりながら、ヨガの普及活動を行っている。ヨガの実践を通し、間違いなく言えることは、自分の思考も行動も日常生活も、全てがより良い方向へ変化したという事。精神的な豊かさを得て、人生がより素晴らしいものだと気づけるようになった事もヨガからの恩恵だと感じている。ジェイドヨガの環境や社会貢献活動への取り組みにも共感し人や環境へ向けた優しさと幸せに繋がる活動を、今後も継続していきたい。
【座右の銘/好きな言葉】一期一会・調和・愛
【指導しているヨガ】ハタヨガ・マインドフルネス瞑想・アーユルヴェーダ・チャクラ
HP:https://ieyoga-cherie.com/
instagram:@tomoyo_yoga/
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