北海道の千歳市で、ヨガを『大人や子供たちの習い事』という切り口で、体と心をほぐす機会を積極的に提供している藤森智子さん。
これまでの大量消費・大量廃棄の生活スタイルから持続可能な社会の実現に向けて、今何を選択するかを考えることの大切さに触れています。
10人に1人がヨガの時代に
日本のヨガ人口が800万人〜1,000万人とまで言われている現在。
確かに、日常のさまざまなシーンでヨガを目にします。
健康をリードするCMにヨガ。
カルチャーなドラマの登場人物の仕事がヨガ講師。
スポーツクラブのコンテンツにヨガ。
たくさんのYouTubeチャンネル。
ヨガがここまで日本に浸透しているのは私達日本人にはヨガの及ぼす身体的発達だけではない『何か』に魅力を感じているのではないでしょうか?
では、その『何か』とは?
日本の文化に溶け込むヨガ
一つは、文化・カルチャーではないでしょうか。
日本の古代的文化。
それは、心を重んじる文化。
在り方を重んじる文化。
個人的な話にはなりますが、
私は、【武士は食わねど高楊枝】 ということばがいいなぁと思っています。
意味は、【武士は、たとえ貧しく物が食えなくても、食べたようなふりをして楊枝を使うの意で、武士は貧しても不義を行なわない、また、矜持の高いことをたとえていう。】
どれだけお腹が空いていても、腰に差した剣は不義・他者から奪い取る道具ではなく、自分の志のために在る。
道具と自分の良い関係性が現れていると感じます。
サステナブル時代のパイオニア"Jade Yoga"
ヨガマットと私たちの関係性はどうでしょうか?
消費社会の流れの中でサスティナブル性に気付き提供したJADEYOGAは先見の明があったのか。それとも、古代的文化の再現なのか。
大切なのは、今私たちが何を選択・購入するか。
個人単位での行動です。
何が正しいか間違っているかの議論の先にいきましょう。
全てが共にある中で、自分が明確に選んだモノを見つめましょう。
こんなことを、私はレッスンでお話ししています。
全てはヨーガ・スートラに根ざしてお話しして、ヨーガ・スートラに根ざしてアーサナをお伝えしています。
藤森 智子(ふじもり さとこ)
長女を出産後に退社、ヨガと出会いヨガ講師として市内スタジオに勤務。長男出産後に独立し、2016年に【子連れ大歓迎・ヨガ教室トリーニ】を設立。
ヨガや同じ心境の人同士が集まれるコミュニティを通して母子の健やかな心身状態をケアすることに注力し、2019年~は千歳市の子育て支援事業の講師をつとめる。レッスン・スクールを運営する傍ら幼稚園や小学校、各種団体への出張レッスンをおこなう。
【座右の銘/好きな言葉】好きこそものの上手なれ
【指導しているヨガ】ハタヨガ
インスタグラム: https://www.instagram.com/yoga.trini/
ウェブサイト: https://yoga-trini.com/