ボランティア活動とヨガ

ヨガインストラクターでありボランティア活動も行っているジェイドヨガアンバサダーの高橋和さん。

和さんは、地域のママたちと協力して不要になったベビー用品や子供服を提供する場づくりを行う中で、ヨガでいう"Santosha(サントーシャ・知足)"=足るを知ることの大切さを改めて実感しています。

ヨガインストラクターと並行しながら、ボランティア活動にも参加させていただいてます。

現在の主な活動としては、皆さまから不要になったベビー用品や子供服を預かり、まずは地域で必要としている方へ提供する場を作っています。

子育て中のママはなにかと忙しいと思うので、期間も1ヵ月ほど余裕を持っていますし、場所はママ目線で作られた古民家カフェのスペースをお借りしているので、マーケットに行くついでに、お子様やお友達とお茶してゆっくり過ごされる方も多いです。

日に日に成長する子供服は、まともに着ないうちにサイズアウトしてしまうことも多い反面、出費もかかるしゆっくり買いに行く時間も限られてしまいます。

私をはじめ、一緒に活動してくれる方たちの経験を踏まえて、関わる皆さんが心地よく楽しめるマーケットを目指して開催しています。

まだ使えるもの、次に大切に使ってくれたら嬉しいもの、皆さん本当に素敵なお洋服を寄付してくださるのでありがたい気持ちでいっぱいになります。

便利な世の中になり、スマホでタップすれば手頃な値段ですぐに物が手に入る時代です。便利さと引き換えに、1つ1つの物に対して大切に想う気持ちが失われやすくなっているのかなと感じました。

ヨガでいう"Santosha(サントーシャ・知足)"。

足るを知ることで、人は無上の喜びを得る。マーケットを開催しながら、まさにこの言葉が浮かびました。外に目を向ければ魅力的な物で溢れていますが、果たしてそれは本当に自分にとって必要なのか。それよりも、今あるものにしっかりと目を向けること。

お金を媒体とするのではなく、人とのつながりから物を提供したり与えられたりすることのほうが、よほど幸福度が高いのではないかなと思いました。

そこには笑顔があり、新しいつながりがあり、ただショッピングするだけでは得られない大切なことが生まれます。

そして、残ったお洋服は海外で必要としている子どもたちや支援団体に送付したり、リサイクルショップで換金して災害支援金として寄付したり、県や国を超えてつなげさせていただいてます。

小さな選択が大きな力となり、地球のどこかで誰かのサポートになりますように。

そもそも私がこのような活動を始めたきっかけは、JadeYogaのアンバサダーに就任したことが大きなきっかけとなっています。

それまでも「いつか社会貢献できることをしたいなぁ。」というぼんやりとした想いはあったのですが、JadeYogaの掲げる"地球にも人にも優しい製品づくり"を始めとした様々な社会課題へのサポート活動を身近で感じることで、その想いは強くなり行動への一歩となりました。

＜JadeYogaの取り組みについて＞
社会課題へのサポート | ジェイドヨガについて | JadeYoga_Japan

また、地域のクリーン活動にも出来る限り参加しています。子どもから大人まで年齢性別関係なく、みんなで楽しく月に1回開催しており、涼しい季節にはクリーンの前にヨガレッスンをして交流を深めたこともありました。

街を美しくすることは、自分の心もきれいになっていくような感覚があります。

ヨガの教えに"Saucha(シャウチャ・清浄)"という言葉がありますが、これは日常的に勧められる5つの行為のうちの1つになり、身体や身の回りを清浄に保つことを意味します。

自分の心の中を見つめて、整理して、新しい風が入りやすいようにしてあげること。メディテーションやジャーナリングもそうですが、クリーン活動にも同じような効果があるように感じています。

私たちは大人になるまでに、沢山の愛とサポートを受け取ってきています。

今度は自分が周りに返していきたい。

心からそう想える今の環境と、一歩踏み出すきっかけをくれたJadeYogaにとても感謝しています。