20代前半に心身のバランスを崩し、自律神経失調症と軽い鬱に苦しんだ、アンバサダーの野々瀬光枝さん。
そのつらい経験からヨガを始めた光枝さんは、ヨガは心をいかに安定させるかに強く胸を打ち、興味を深めるきっかけとなりました。その後ロンドンとインドでヨガの探求をつづける中、アイアンガーヨガを通じて解剖学とアライメントを習得。
ご自身の経験を通じてヨガの効果の理解を深めたこれまでの軌跡をたどっていただきました。
ヨガを始めた理由は、きっとみんなそれぞれ違うと思うのだけど、私がヨガを始めたきっかけは、20代前半に心と体のバランスを崩したことからだった。
今から20年以上も前、若かった私は、アパレル業界のブラック企業で休みもなく働き、仕事のストレスから自律神経失調症になった。
心身の不調が続き、病院で診てもらうと、軽い鬱の症状も有り、と診断され、原因は「ストレス」。
ホルモンバランスも崩れ、無月経の症状が約1年以上も続いた。何とか治したい、元気だった頃の自分に戻りたい、と自分でも模索し、そこで出会ったのがヨガだった。
当時、私が出会ったのは、インド伝統の呼吸法を中心としたヨガで、初めてヨガを体験した時のことは忘れられない。
呼吸一つで、こんなに心が安定するのか!と、それはそれは感動したのだった。
それをきっかけに、私は、ヨガだけでなく東洋医学全般に興味を持ち始め、時間はかかったけれど、家族や周りの人々のサポートもあり、少しずつ元気を取り戻していくことができた。
それからは、私の心と体の元気にしてくれた、このヨガを探求しようと決意し、ロンドンへ留学。英語とヨガを学び、その後は本場インドへ渡り、インドでヨガの学びを深めてきた。
インドでは、解剖学的観点とアライメントを重視するアイアンガーヨガのセンターに長期滞在し、プロップス(道具)を使って無理なくアーサナを行うスタイルのヨガを学んだ。
体の機能や解剖学がまだよく分かっていなかった時は、なぜこんなに、ヨガのポーズで、アライメントや重心に細かく気を配らないといけないのか理解できなかった。
しかし今、自分がヨガの指導者となり、またヨガで心身の調和を取り戻した経験も踏まえると、そこにちゃんとしたロジックがあるからだと分かる。
人間の体の構造を理解して、正しいアライメントでアーサナをとると、体が骨組みから整うのが分かる。
はじめてジェイドヨガのマットでヨガをした時、そのグリップの良さと、足裏から感じるマットの気持ちの良い質感で、一発でファンになった。
ジェイドヨガのマットでヨガをすると、グリップの良さから手足が滑らないので、正しいアライメントがキープしやすい。
その上、すべて天然素材で出来ていて、使っていて、とても気持ちいい。
まさに、ジェイドヨガの企業理念通り。
「ジェイドヨガは、ベストパフォーマンスへ導いてくれて、且つ最も環境に優しいヨガ製品をつくること、そして販売されるすべての製品で地球に還元することにコミットしています。」
私もこのジェイドヨガの理念のようなヨガ指導者を目指していきたい。
野々瀬 光枝(ののせ みつえ)
東京出身。
全米ヨガアライアンス認定ヨガスクール。
SHANTI YOGA JAPAN ディレクター。
E-RYT500ヨガ資格保有者。
インド政府公認ヨーガ講師。
日本統合医学協会メディカルヨガ認定講師。
2001年より、心と体のバランスを崩した事からヨガを始め、ヨガの素晴らしさを体験。2003年よりロンドンに移住、2005年よりインドに渡り、ヨガの探求を始める。以来、伝統的なヨガと哲学、インド古典音楽、タントラ、チャクラ瞑想など、ヨガの学びを深めるために、毎年渡印している。
2007年よりヨガ指導を始める。2012~2013年、インドの全米アライアンス認定ヨガ指導者養成コースにて講師を務める。その後、国内にて数のRYT200ヨガ指導者養成コース、ヨガリトリートを開催。
ヨガ指導歴16年以上。2000時間以上の指導経験を持つ。一女児の母。
HP:https://shantiyogajapan.com/
Instagram:https://www.instagram.com/s_h_a_n_t_i_mits