自分がどうありたいかにきちんと向き合うことは、なかなか後回しになりがちです。

アンバサダーの高橋和さんも日々の忙しい生活の中で、一番の理解者であるはずの自分が、自分の身体から発する微かなメッセージを聞かずに過ごしてきたといいます。

それでもヨガにはつかず離れず寄り添うなか、妊娠・出産という一大イベントを機にヨガとの向き合い方がかわり、指導者としての道を歩むきっかけとなりました。

高橋和さんが何を学び、そして今、何を伝えたいことを綴っていただきました。

目の前のことに翻弄される日々

10年ほど前に遡りますが、本格的にヨガを学ぶ前は、目の前のことばかりに囚われていた日々でした。

自分の身体なのに、身体は感覚を通して私に伝えようとしているのに、少しの不調や変化に目を背けては目の前の仕事や願望に追われる日々を過ごしていました。

今、自分がどのような状態なのか。

一番の理解者であるべき私が、何もわかっていない。コントロールできていないままに日々を過ごしていたと思います。

ただ、今思えば、辛くなったときにいつも必要としていたのがヨガでした。

仕事の休みには週に1回でも必ずレッスンに参加していましたし、妊娠中や産後の不安定な心身を支えてくれていたのもヨガでした。当時の私は気づいていなかったけれども、やはり心から求めていたものはヨガだったんだなぁ、と思います。

ヨガがもたらす身体と心への作用

人生のあらゆるシーンで寄り添ってくれてきたヨガが、どのように身体と心に作用するのかを身をもって体験してきたからこそ、ヨガを伝えたい!という強い想いがあります。

過去の私のように、感覚に蓋をして頑張りすぎている方に、気づきのきっかけとなれるように。

スペースを広げられるように。本来の穏やかさに繋がることができるように。

身体のデザインや感覚が人それぞれに違うように、レッスン中はポーズのバリエーションを必ず提案するようにしています。

私は元々身体が硬かったので、柔軟性がない中での提案でどれほどレッスンに深みが増すかをよく理解しています。ただ見よう見まねでのレッスンでは心に響かないですし、ポーズへの執着が生まれることで単純に楽しさが半減してしまうからです。

妊娠中の方や、産後のママに向けたレッスンも担当させていただいていますが、本当に皆さん頑張りすぎているなぁ、と感じる方が多いです。

自分を見つめる時間はほぼないままにお仕事と子育てに奮闘し、これだけ情報に溢れた現代に生きるということがすごく表面的なライフスタイルになりやすいと私自身も感じています。

心身がリラックスしていて、呼吸がおいしく感じられて、内側のスペースが広く保たれている状態。
あるがままの感覚や感情を受け止めやすいところに戻っていくお手伝いがしたいと、思っています。

ヨガのめざしたいところ

ヨガの本来の目的は、心を理解し動きをコントロールするところにあります。

心の湖を穏やかな、波のない、澄んだ状態に整えられます。それは目に映るものすべてを、色づけたり歪むことなく、あるがままに素直に捉えることにも繋がります。

そのためにはまず表面側の身体をアーサナで整える必要があります。

運動をして身体を動かすと、手足が温まり頭の冴えるような清々しい感覚がありますよね。

ヨガでは、生きる上で不可欠な呼吸を深めるとともに、日常生活では意識の向きづらい身体の部分を動かしたりほぐしたりするアーサナをとっていきます。

なぜジェイドヨガ?

このアーサナを安全かつ正しくとるためには、マットのグリップ性が欠かせません。

Jade yogaのマットはグリップ力に非常に優れていて、クッション性も抜群です。しかも環境に優しいプラスチックフリー素材を使用しているので、オゾン破壊物質などを含みません。

マット以外の製品においてもサステナブルな素材が使用されていて、地球の未来を見据えたものづくりをしています。

使い手・作り手・素材・世界中でサポートが必要な方々・自然・地球。

1つ1つの製品を通してあらゆる繋がりに気づかせてくれる、まさに" Yuj "なJade yoga。

Jadeのマットでアーサナをとると、自然と優しさで心が満たされるのはここからでしょうか。

サンスクリット語の" Yuj " (ユジュ)には、ヨガの語源であり" 繋ぐ・結びつける "といった意味があります。その言葉の通り、今までに私はヨガを通して多くの人、経験、場所、学びと繋がることができています。

" 人生は旅である "という言葉があるように、与えられていることに感謝の気持ちを忘れず、自分が貢献できることは何なのかを常に考えながら、ヨガと共に生きていきたい。

私の Yoga journeyをこれからも繋げていきたいと思っています。

信頼のJade yoga matと共に。

高橋 和(たかはし のどか)

埼玉県在住。
学生時代より習い事としてヨガを始める。
心身の解放感だけでなく、いつでも大切な気づきを与えてくれるヨガに魅了され、外資系販売員を退職してインストラクターを志す。妊娠をきっかけにマタニティヨガ、産後はベビーヨガ・マッサージ講師の資格を取得。
自身の実体験をベースに、様々なバックグラウンドの方へ伝え続けている。ヨガが初めての方にも分かりやすく、心地よく、続けられるレッスンがモットー。
夢はジェイドヨガのマットを片手に、社会貢献活動をしながら世界一周。

【好きな言葉/座右の銘】yuju、一期一会
【指導しているヨガ】ハタヨガ、マタニティヨガ、ベビーヨガ

Instagram:https://www.instagram.com/sea_yoga_me